ぶっちゃけ浪人ってどうなの? 〜浪人するメリット・デメリット〜
こんにちは、PECOです。
今回は浪人について語っていこうと思います。
私は現在早稲田大学に通っていますが、
現役の時に全落ちしてしまい、浪人する羽目になりました。
そして1年間を駿台で過ごしました。
なのでその時の体験をもとに、
浪人するってどんな感じなのか、そのメリット・デメリット、大学に入ってからはどうかなどについて書いていきます。
浪人ってどんな感じ?
浪人した感想は、とにかく長いです。めっちゃ長いです。
それでいて、気づいたら終わってるって感じです笑
なので、しっかりと長期的な予定を立てなければなりません。
また長いゆえに、モチベーションを保つのが非常に難しいです。
これは浪人する上で一番の問題です。
私の場合は初めはやる気があって、1日10時間とか勉強していました。
しかし徐々に落ちていき、夏とかは1日中ブックオフで漫画を読んだりしていました笑
そして冬になると、今度は焦りだしてめっちゃ勉強してました。
最後の方は、やはり「また全落ちしたらどうしよう」という危機感の中でやっていたので精神的に結構きつかったです。
私は駿台で浪人していて、周りにちゃんと勉強する友達がいたのはよかったですね。
友達がいると少し気持ちが楽になるし、やる気も出ます。
私は駿台で早慶クラスでしたが、そのクラスから早慶に受かるのは2、3割くらいだと思います。それくらい難しいです。
メリット
浪人するメリットはやはり、学力が上がり希望の大学を目指せることでしょう。
私個人の意見として、現役で無理やり行きたくない大学に行くよりも、1年間頑張って行きたい大学に行くほうが良いと思います。
特に部活などをやっていて、現役の時にあまり勉強する時間が無かった人はなおさらです。
そういう人は、時間をかければ成績が上がる可能性も高いです。
実際私も現役の時は野球部に所属しており、ほとんど勉強していませんでした。
しかし浪人して、じっくり勉強する時間ができるとみるみる成績が上がっていきました。
私の周りの人も、おおむね成績が上がっていたように思います。
成績が下がる人は、私の周りにはいませんでした。
あとは、1年間勉強だけを頑張るというのはとても辛い経験です。なにより、モチベーションを保つのがとても難しいのです。
しかし、だからこそ忍耐力が養われ、強い達成感を生み、自信にもつながっていきます。
この経験は、今後の人生にも良い影響を与えてくれると思います。
デメリット
浪人するデメリットは、次は受かるという保証はないということです。
もしすべての大学に落ちて行くところがないならば良いですが、どこかに受かっていたら、そこに来年も受かる保証はどこにもありません。
したがって、そこは妥協すべきか浪人するかをしっかりと見極めなければなりません。
もし浪人するのであれば、それなりの覚悟を持たなければなりません。
次は無いのだということを肝に銘じるべきです。
あとは、費用面の問題があります。
予備校に通うとなると、夏期講習なども含めると年間で100万近くになってしまいます。バカにならない金額ですよね。
もちろん家で浪人する(宅浪)ならばあまり問題ないです。
しかし、宅浪は周りに励まし合う仲間がいないのでモチベーションを保ちにくいです。家でもコツコツできる人はいいですが、、、
私は家では全く勉強できませんでした笑
なので、いつも予備校の自習室で友達を見ながらやっていました。
あとは、宅浪だと情報が集まらないのも精神的によくないですね。
勉強方法や入試情報などすべて自分で調べないといけないので大変です。
他のデメリットとしては、周りの友達と1年遅れてしまうことですね。
これはあまり良い気分はしないです。
自分が勉強してる間に、みんなは大学で遊びまくってるわけですから。
しかもツイッターとかインスタとかにも写真をあげたりするから、
それを見てしまうと、おれって何やってんだろう、、、
となってしまいます。
他にも就職活動で不利になることもあり得ます。
しかし、1年であればそんなに影響はないのではないかと思います。
大学ではどう見られる?
次に、私が大学に入ったあとのことについて話します。
確かに浪人生はあまりいないですが、
ぶっちゃけ、入ってしまえば現役か浪人かなんてどうでもよくなってしまいます。
周りの人もあまり気にしていないようです。
というか誰が浪人かなんてわからないです。
知ったとしても、「ふーん、そうなんだ」で終わります。
だから、あまり気にしなくて大丈夫です。
さいごに
私自身は浪人して本当によかったと思っています。もし、現役の時にGMARCHに受かっていたら浪人しませんでした。よって早稲田に行くこともありませんでした。だから今思うと落ちてよかったです。
正直これは結果論であり、その時に何が正しいかなんてわかりません。
もし私が全落ちしていたら、また逆の考えだったかもしれません。
しかし、それでもリスクを冒して挑戦していったことは意味があると思います。
実際私は、現役の時も浪人の時もGMARCHより低い大学は受けませんでした。
それ自体、ここは譲れないというリスクのある勝負でした。
したがって何でもかんでも保守的になるのではなく、ある程度リスクのある挑戦をすることで得られるものはあると思います。
そういう意味で、浪人は悪いことばかりではなく、より高みへ行けるチャンスとも言えます。